夏休みの自由研究には、
夏休みが終わるギリギリになって
「何をしたら良いだろうか!?」と焦ってしまい、
親に相談しながら取り組むイメージがあります。
良くも悪くもそうした
自由研究のイメージを変えられるような、
計画的・能率的に進めていく方法を伝授いたします。
夏休みは遊びだけではなく、
自由研究も楽しみ、
夏休み明けに友達から驚かれるような
研究を発表しましょう。
そもそも「自由研究」という言葉に
堅苦しさを感じる人は多いのではないでしょうか。
「研究」という馴染みのない言葉に対して、
「何をしたら良いだろうか」と考えることは
無理のないことといえます。
そのため「研究」という言葉を
「気になることを調べる」に
置き換えることがポイントです。
テーマ選びのポイント
- 身近なテーマを選ぶ
- テーマを具体的にする
- 無理なテーマはNG
普段何気なく生活をしている中で、
見ているもの、手に取っているものなど、
自分が興味があるものでも良いのでしょう。
「気になるもの」を考えることが
自由研究を進める上での第一歩となります。
「気になるもの」が決まれば、
次はそれについて具体的に
何を調べたいのかを決めます。
普段、見慣れて気にならないことでも
よく考えたら不思議な現象があるはずです。
それらをテーマにするとイメージしやすく
取り組みやすいでしょう。
せっかくの夏休みの自由研究なので、
これまで苦手に思っていたことと
向き合うことも良いかもしれません。
虫が苦手な人は虫について調べたり、
あるいは教科書をちゃんと読んだことがない人は、
教科書の内容をテーマにしたり、
自由研究は不得意だったことを
得意にできるチャンスとも言えます。
例えばエベレストの雪質を調べる…
といったようなテーマは非現実的です。
調べることを具体的にしないと、
後々苦労していくので、
このプロセスはとても重要です。
次のステップとして、
調べるために必要なことを準備していきましょう。
物品の準備はもちろんですが、
夏休み中にどのように進めていくか、
いつまでに終わらせるか、
と計画を立てることが重要です。
進め方のポイント
- ①余裕のある計画を立てる
- ②材料・器具は身近なものを使う
- ③結果を予想しておく
- ④記録は細かく取る
その上で、実際に調べ始め→まとめ→発表する、
というのがおおまかな自由研究の進め方です。
大事なことは夏休み中に終えることです。
そのためには事前の計画が大事になります。
夏休みギリギリで完成を目指すのではなく、
余裕をもったスケジュールづくりが無難といえます。
また、研究する上で必要な物品なども、
身の回りで用意できる物に留めることもポイントとなります。
失敗しないようにするポイント
予想結果が違っても最後まで完成させる 面倒くさがらない
何より大切なことは、自由研究を最後まで完成させる!
という強い気持ちを持つことが、
失敗しないために必要です。
夏休みだから遊びたい、
という気持ちに負けないことが重要です。
苦労しながらまとめた内容をどのように記録するか、
書き方も悩みどころです。
調べたことを闇雲に載せる書き方ではなく、
必要な内容を順序良く、
見やすくすることが書き方のポイントとなります。
また、合間にはグラフや図、
デジタルカメラで撮影した写真を載せることも、
見映えのインパクトを与える上では効果大です。
さらに、何かを活用して知り得た情報であれば、
きちんと出典先(資料の書名、ホームページなど)を
載せることも大切です。
気になることを調べるということは
一見面倒なことかもしれませんが、
その作業をおこなうことで得られる経験、
気になることがわかったときの喜びは計り知れません。
遊びや習い事に夢中になりたい夏休みですが、
自分の知識を深めるチャンスと想い、
楽しみながら取り組むことをおススメします。