年末の大掃除は普段十分に掃除できないところを
重点的にきれいにしたいものすね。
最近はフローリングの部屋の方が
多くなっているようですが、
各家庭に一部屋ぐらいは
畳の部屋もあるのではないでしょうか。
畳の部屋はくつろげるし、寝室にもなるし、
赤ちゃんの遊ぶ場所としてもとても便利です。
それだけに清潔にきれいにしておきたいものです。
そこで簡単に出来る畳掃除の方法をご紹介します。
一般的には年末の大掃除は
12月28日前後に行われるようです。
大掃除の順番としては天井や照明器具などの
高いところの掃除が終わった後に壁をきれいにし、
その後、床や畳に移るのが効率的です。
畳を上げて日に当てることを考えると
お天気の良い日が理想的ですが、
寒い地方で雨や雪が降っている場合には、
お天気は選べませんから、
エアコンのドライをかけて
掃除をする必要もあるでしょう。
できるだけ手早く簡単に仕上げるのが目標なので
半日か長くても一日で終わらせたいですね。
普段の掃除は畳に掃除機をかけるだけのことが多いと思いますが、
念入りに掃除をする場合は、
できれば畳を上げて日に干し、
乾燥させたいところです。
マンションなどで干すところがない場合は
畳を少し持ち上げて缶などで支えておいて、
風を通すだけでもかなり違います。
それから掃除機をかけます。
掃除機はあれば畳モードを使い、
畳の目に沿ってゆっくりと
まんべんなくかけるのがコツです。
ヘリの部分はこすれやすいので
ゴシゴシこするようなことは避けたいですね。
実は掃除機よりも、
箒で畳の目に沿って
埃をかき出すようにする方が
よりきれいになります。
最近、箒は使わない人が増えていますが、
畳の掃除だけでなく、
フローリングの部屋でも
掃除機をかけるほどではないけれど
一部分掃除したいときに、
一本あるととても便利です。
埃を取ってから、雑巾をかけます。
汚れがひどくなければ乾拭きで、
ひどければ濡れ雑巾を固く絞って
畳の目に沿って拭き、
その後乾拭きするのがコツです。
これを繰り返すとたいていの汚れは取れます。
雑巾に酢を混ぜた水を含ませて
畳を拭くと酢の漂白成分によって
よりきれいになります。
それでもなお取れないほど
汚れがひどければ、市
販の畳専用洗剤もあるので使ってみましょう。
畳は毎日掃除機や箒できれいにしますが、
できれば一か月に一回ぐらいは
雑巾がけをしたいところです。
小さいお子さんのいる家庭ならば
一週間に一度、雑巾がけしておけば、
お子さんが寝転んでも安心です。
またできれば半年に一度ぐらいは
畳を上げて日に当てる、
あるいは少し持ち上げて
風通しをするのが理想です。
畳の下やヘリにはダニが住みやすいので
ときどき乾燥させて、ダニ退治と予防も必要です。
忙しい主婦は、毎日の雑巾がけは無理ですので、
掃除機または箒を使って掃除をするでしょうが、
時にはお子さんが畳にジュースをこぼしてしまった
ということもあるでしょう。
そのような時はすぐに濡れ雑巾でよく拭い、
乾いた雑巾で水気を吸い取るのがいいですね。
時間が経つと畳にしみ込んで取れなくなり、
カビの原因にもなります。
クレヨンやマジックで
落書きされてしまった場合も同様です。
できるだけ早く古歯ブラシに
住宅用洗剤をつけて汚れを落とし、
水拭き乾拭きをして良く乾かすことが重要です。
気密性の高い住宅では梅雨時などに
畳にもカビが生えて困ることがありますが、
そのような時にはやはり換気を良くし、
できれば畳を片側だけ少し持ち上げて、
しばらく風を当てるようにするとかなり違います。
ひどいカビは古歯ブラシで
カビを落としてから
消毒用アルコールを含ませた布で
畳の目に沿って拭き取りましょう。
畳は掃除機や箒で埃をはらい、
固く絞った濡れ雑巾で拭いてから、
乾拭きをして仕上げましょう。
半年から一年ぐらいに一回は
畳を上げて日に当てるか、
畳を少し上げて風を通すと、
カビやダニの予防に効果的です。
日々の生活の中では汚れたら
すぐに水拭きと乾拭きをして
汚れを残さないことが大切です。
畳をいつもきれいにして
快適な毎日を過ごしたいものですね。
たたみ