厄年とは、文字通り
災厄の起こりやすい年のことをいいます。
これは、人生にとっても肉体や精神的にも
大きな影響のある年だそうです。
今回は、その厄年に出産が被ってしまったら
どうなるのかということについて考えていきます。
※両方とも数え年での計算です。
(誕生月で1つ歳を取るのでなく、
お正月を迎える度に1つ歳をとるという数え方)
男の人の厄年
25歳、42歳、61歳とされており、
特に42歳が大厄と言われております。
女の人の厄年
19歳、33歳、37歳とされており、
特に33歳が大厄と言われております。
そして、これに加え前後1年ずつを前厄、
後厄といって警戒すべき時期とされています。
大厄とは、一番よくないことが起こる年ということだそうです。
- 19歳の厄年は、卵巣の機能が安定する頃の為、妊娠機能が整う
- 33歳の厄年は、子育てに奮闘中の頃、乳がんや子宮などに関わる病気に注意
- 37歳の厄年は、高齢出産にさしかかる年齢
身体的に影響や変化が出る年
ということでみれば考えやすいかと思います。
妊娠・出産が関わってくるからこそ、
もっと自分自身の身体を大切にしなくてはいけないということです。
そして何よりも、生まれてくる
子どものことも真剣に考えなければいけません。
実際には、危険なこともなく化学的根拠もないことから、
特に気にせず出産に望んでもよいでしょう。
厄という点で考えると、子を授かり産むということが、
厄落としになると言われているようなので、
ぜひ授かったお子さんから幸せエネルギーをたくさん頂いてください。
(また地方によっては、男児のみなど限定されているようです。)
確かに、年齢的に仮に高齢出産の年だったとしても、
ある程度体力をつけて健康体なら、
変に心配をするよりは、
私は大丈夫と思いこんで出産に望むほうが
赤ちゃんにとっても心強いので、怖がってはいけません。
また、昔は捨て子の習慣という風習もありました。
これは、厄年に生まれた子は厄をと一緒に生まれる
(厄を背負って生きる)ことになると言われ、
それでは可哀想だと、
一度縁を切ることで厄を祓うという風習があったそうです。
現実社会で捨て子なんてしたら、
ニュース騒動で大変なことになりますし、
次に拾ってくれる人が現れなければ死んでしまいます。
それこそ、大厄です。
妊娠は、女性も男性も不安なはずです。
お金、子供の健康、妻の体調。
ましてや1人目だったら尚更です。
でも親になった人全員が
この不安を乗り越えてきています。
前もって自身の親や子供がいる周りの友人などに
当時困ったことやイレギュラーなできごとの想定など
相談するのもいいと思います。
子供が夫婦を親にしてくれて
成長させてくれるますので
焦らず元気な赤ちゃんを生んでください。
その子にとっても、
お母さんにとっても良い年になりますように。