12月に入り、いよいよ本格的な忘年会のシーズンです。
忘年会といえば、4・5人程度の小規模なものから
20人以上の大規模な会社の忘年会のようなものまで、
様々なものがありますね。
今回は、会社の忘年会のような
ある程度の規模を中心に想定しまして、
幹事様がどのようなことを
注意して進行すればよいか解説したいと思います。
小規模な忘年会も、注意する点は同じです。
幹事は、最初に参加者に開会を宣言し、
参加のお礼と参加者の1年間に対しての
ねぎらいの言葉をのべると、雰囲気が和らぎます。
次に、参加者に忘年会の内容を
知らせる必要があります。
つまり、何時から何時まで実施するか、
飲み物・食べ物の追加などです。
時間の許すかぎり十分に飲食し
年を忘れて下さいと一言加えることも大切です。
以上を盛り込んで、手短に挨拶することがポイントです。
- ①最初に、開会と1年間のねぎらい等を述べる
- ②代表者、責任者等の挨拶・乾杯
- ③忘年会の実施予定時間を連絡
- ④料理の内容、追加の場合のオーダー方法を知らせる
- ⑤歓談の終わる頃、中締めで一旦閉会の発声を行う
- ⑥頃合いを見計らって、閉会をする
歓談の状況をみて、適宜スピーチの指名をしてみたり、
今年のトピックスを発表したりすれば、
会の中だるみを防止出来ると思います。
①開会・・3分位(最初の挨拶は、手短に行うのが好まれます)
②代表者挨拶・・10分位(時間厳守を予めお願いしておきます)
③乾杯・・2分(乾杯前の一言は短くするようお願いします)
④歓談・・1時間40分位(ゆっくりくつろげるよう、配慮する)
⑤中締め・乾杯・・3分位(忘年会を締める簡潔なお話と乾杯です)
⑥閉会・・2分位(最後の言葉で、忘れ物の注意等も行います)
開会
「皆さん、只今より忘年会を始めさせて頂きます。
本日は出席頂き誠に有り難うございます。
1年間、本当にお疲れ様でした。
飲み物・食べ物を十分用意致しましたので、
年を忘れてごゆっくりご歓談下さい」等
挨拶・乾杯
「最初に社長から一言と、乾杯のご発声をお願いします」等
*挨拶と乾杯を分けて指名しても宜しいと思います。
会の実施予定時間の連絡
「本日の会は、午後6時半から8時半の2時間実施の予定です。」
*会場は時間が限定され延長は追加料金が必要となります。
・料理・飲み物の追加
「料理は予め頼んでありますが、状況次第で追加します。
飲み物は飲み放題ですので、好きな飲み物を好きなだけオーダーして下さい。」等
中締め
「宴もたけなわですが、営業本部長に中締めをお願いします。」等
閉会
「時間が参りましたので、本日の忘年会をお開きとします。
皆様、忘れ物等ございませんようにご注意願います。本日はお疲れ様でした。」等
・会場となる店とは事前に打ち合わせをして、当日揉めないようにします。
(会場使用時間、会費、追加オーダー等)
・酒癖の悪い参加者は、それとなくマークして座席等を考えます。
・店とのトラブルや参加者間のトラブルが起きないよう、補佐してもらう人を準備しておきます。
・参加者の帰りの時間を考慮して、予定時間に閉会するよう心がけます。