正月のしめ縄の飾り方とは?

正月に飾られる「しめ縄」の飾り方、皆さんはご存知でしょうか。
今回は、「しめ縄」についてご紹介いたします。

【なぜしめ縄を飾る必要があるのか?】
まずは、「正月」という行事から考えてみたいと思います。
正月は、その年の豊穣(=その年の作物が豊かに実るという意味)を司る歳神様をお迎えして祝う行事で、1月の別名と言われています。期間は、1月1日~1月3日を三が日、~1月7日までを松の内(松七日)までとされています。(松の内とは、正月に飾る門松を立てておく期間のことをいい、お迎えした歳神様に滞在していただく期間です。)

このしめ縄飾りや門松を置いて、歳神様をお迎えするようになったのも、江戸時代に入ってからだと言われています。それは、庶民にも手軽に物品が入るようになったからです。

しめ縄飾りは、神聖を保つしるしとされています。
また、「縄張り」でもあります。つまり、家が聖域であるということから玄関にしめ縄飾りを張り、歳神様をお出迎えするのです。

また、悪鬼退散の力があるとされ、家族に病気や災難をもたらす邪気や悪鬼を払い、一年幸せに暮らせるようにという意味もあります。(悪鬼などは、神聖で清浄なものに弱い為、しめ縄を張った家の中には入れないとされています。)

【飾っている時期・場所】
基本的には、年末の12月26日~12月28日までには玄関に飾り始め、松の内の7日または、15日の小正月まで飾り、「さいの神」や神社で燃やすのが習慣です。(処分する際には、一般のゴミと一緒には出さず、紙などにくるんでから、別の袋に入れて出すようにしてください。)
また”どんと焼き”に出して処分するのが一般的とされています。

12月29日は、9が「苦」という意味があることから、縁起が悪く、12月31日も「一夜飾り」ということで神様に失礼と言われていることから、その頃には既に飾ってある状態にしておくべきといえます。

最近では、厄除けの意味を込めて自家用車やバイクに飾る方もいるほか、神様は水場に宿るとされている為、台所やトイレなどの水回りに飾る方もいらっしゃいます。

【飾る時のポイント】
太い方を向かって右に、細い方を左にします。そして、白い御幣をつけてかけます。また、傾いたりしないようにきれいに飾ることで歳神様も迷わずに家に来てくれるとされています。

【しめ縄の種類】

○ごぼう注連縄:ごぼうのように細く、あまり太さの変わらない形をしている縄のことです。

○ごぼう注連縄+前垂れ:ごぼう注連縄に藁の垂れをつけ、橙・裏白・譲り葉・紙垂などを加えた縄のことです。

○玉飾り:太い注連縄を輪にしたものです。

○輪飾り:しめ飾りを簡略化したものです。

【まとめ】
いかがでしたでしょうか。

しめ縄飾りをつけることの意味や大切さ、日本古来の歴史など少し触れることができましたでしょうか。神様を呼び、この一年も健康で幸せに過ごせますように!

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