年末の大掃除の時は、
普段あまり力を入れていないところも
念入りにきれいにしたいものです。
例えばダイニングテーブルは
毎日使うものなので台布巾で拭くだけの家庭が
多いのではないでしょうか。
でもよく見ると食べこぼしや、
油汚れが取り切れていないこともありますし、
お子さんが落書きしてしまった
ということもよくあります。
木製のテーブルだと
傷になってしまっていることもありますが、
みんなが集まるところですから
できるだけきれいにしておきたいものです。
そこでテーブルを掃除する方法と
きれいに保つコツをお教えしましょう。
大掃除の時は天井、壁、などの
掃除がすんでから、
台所やお風呂場、トイレなど
時間がかかるところに取り掛かると思います。
テーブルは台所の一部でもあるので、
台所の水回りがすんでから
一気にやってしまうのがいいかもしれません。
簡単に済ませることを目標に、
台所全体でも数時間から半日ぐらいで
仕上げたいですね。
まずテーブルの上を全部片付けます。
油汚れやインクのシミは
重曹水をつけたメラミンスポンジで
拭くだけでかなりきれいになります、
さらに酢水で拭くとよりきれいになります。
油性マジックが付いてしまっていたら、
メラミンスポンジで磨くか
柑橘類の皮でこするとかなりきれいになります。
木製のテーブルに水滴のついたコップなどを
置くとできる輪染みは、
マヨネーズをペーパータオルにつけて拭き、
その後きれいなペーパータオルで拭くと
きれいになります
。バターを塗って輪シミを消す方法もあります。
鍋ややかんを置いてできてしまった
白く変色したシミは、
シミの上にタオルをかぶせ、
その上からスチームアイロンを30秒~1分当てます。
汚れが浮き上がったら乾いた布巾で拭き取り、
乾かすと白いシミもだいたいきれいになります。
黒ずんだカビは
テーブル用除菌スプレーで除菌しますが、
時間が経つと落ちにくいので要注意です。
傷がついてしまったら、
木工補修用のマーカーやクレヨンを
傷に塗り込んで目立たなくするのが
手っ取り早い方法です。
テーブルをきれいにしておくには、
毎日の手入れがとても大切です。
汚れたらすぐに水拭きしますが、
一日に一回はテーブルを片付けて、
布巾で水拭き乾拭きをする習慣をつけましょう。
シミがついてから取るのは大変なので、
鍋敷き、やコースターを使い、
シミを付けないように気を付けることも大事です。
また、インクの黒いシミは取りにくいので
新聞を置きっぱなしにしないように
気を付けたいですね。
お子さんがシールを張ってしまったのを見つけたら
すぐに剥がしましょう。
シールの粘着力は案外強く、
時間が経つと剥がしても跡が残ります。
いつでも手軽にテーブルをきれいにしておくには
ウェットタオル食卓テーブル用を用意しておいて、
汚れたらすぐに拭き取るのも良い方法でしょう。
一週間に一度あるいは月に一度は
オリーブオイルでコーティングすると
さらに良いです。
台所用中性洗剤を薄めて
布巾に含ませて汚れを拭き取り、
2~3回水拭きをしてから乾拭きして水分を拭き取り
オリーブオイルを薄く塗りコーティングすると
汚れがつきにくくなります。
木製のテーブルをきれいに保つには
なかなか大変なので、
お子さんが小さいうちは
ビニール製のテーブルカバーを使うのも
一つの方法です。
木製のターブルは毎日の水拭きと乾拭きが大切です。
大掃除の時は普段の手入れでは
取り切れない熱で出来るシミや油の汚れ、
インクのシミなどを徹底的に
きれいにしたいものです。
また普段から鍋敷きやコースターを使い、
新聞を置きっぱなしにしないなど
汚さない工夫も必要です。
上手にお掃除をして、
いつもきれいなテーブルで食事を
楽しみたいものですね。