これからの季節、
雨や雪が降ると長靴(ラバーブーツ/レインブーツ)を
履いて移動をすることが増えると思います。
長靴(ラバーブーツ/レインブーツ)にも
手入れ方法がありますが
ほとんどの人は、
使った後そのまま下駄箱に
入れて放置していると思います。
ここでは意外と知らない?
長靴の豆知識をちょっとご紹介いたします。
素材には、PVC(塩化ビニール素材)、合成皮革、ラバー素材があります。
ラバー素材を分けると天然ゴムと合成ゴムにわかれています。
それぞれの特徴、メリット、デメリットがありますので
自身の持っている長靴の素材は何かを知っとく必要があるでしょう。
PVC(塩化ビニール素材)
- 汚れがつきにくい
- 非常に耐久性がある
- 種類が少ない
- 伸縮性が低い
合成皮革
- ブーツに輝き光沢がある
- デザインが多様
- ファッション性が高い
- 断熱性と防水性が低い
合成ゴム
- 天然ゴム製のものよりも安価
- 扱いやすく履きやすい
- 伸縮性にすぐれている
- 断熱性と防水性が高い
- 劣化や色あせしやすい
天然ゴム
- 弾力や耐久性がよい
- 高級感がある
- メンテナンスが必要
- 基本的に値段が高価
表面に防水のコーティングが施されている為、
雨の中で履いても路面にコーティングが反射して
ブーツが輝きとてもおしゃれです。
しかし、メンテナンスをきちんとしないと
光沢もなくなり長持ちもしません。
高くてもいいから
良いものを長く使いたい方や
普段から物持ちが良い方には、
天然ゴムの素材で作られた
レインブーツがおすすめです。
ラバー素材は数年すると表面の付いた傷から劣化します。
ゴム製だから何もお手入れもしなくても良いということではなく、
お手入れをしなかった場合、
ブーツの寿命は1年から2年しか持たないと言われています。
逆に、お手入れをすることで寿命が2倍ほど伸びると言われています。
ありがちなトラブルは次の4点です。
- ひび割れ
- 硬化
- 黄ばみ
- 匂い
年月が経つと、
だんだんとラバーが硬くなり、
細かい傷からひび割れが起きます。
特に色素の薄い長靴(白など)は
酸化による黄ばみが目立ちます。
水を内側に通さない為、
ブーツ内でかいた汗も外に逃げることができず、
匂いがこもったままになります。
乾かない汗は雑菌の原因となり、
ムレた臭い匂いの原因となります。
では、上記のトラブルを起さない為に、
しっかりとお手入れをしましょう。
購入後、履く前にすること
ラバーを守るために、ケア剤を塗りましょう。(スプレー性のものならば、使い方も簡単です。)
スプレーをしたら、乾いた布で拭き取ってください。
購入後、履いてから
・泥や汚れを落とす。
→ラバーブーツの寿命が縮んでしまう為。すぐ布などを使って泥や汚れを拭き取ってください。
・汚れ落とし剤をつける。
→きれいな状態を保つ為。スプレーを吹きつけたら、布で拭き取ります。
・消臭スプレーを長靴内に吹き付け、乾燥材をいれる。
→匂いを防ぐ為。
・保管するときは、直射日光の当たらない場所を選びましょう。
いかがでしたか?
意外と、長靴を長持ちさせるのは大変なですね。
そして、寿命もお手入れをしていないと
1~2年しか持ちませんが、お手入れをしても
倍の最大4年程しか持たないかもしれないという点も
意外な発見でした。
ずっと大切に使うとエコにも
経済的にも助かると思いますので、
ぜひやってみてください!